熊本発 けん爺ちゃんの徒然見聞録
熱帯魚やペット(犬猫)、韓国、飛行機、船、模型、半導体、歴史(日本/世界)、旅行などなどいろんな話題を日記を中心にのんびりアップしていきます(^・囚・^)
プロフィール

けん爺ちゃん

Author:けん爺ちゃん
~序段~          

徒然(つれずれ)
なるままに、日暮らし
電脳箱に向かひて、心に移りゆく
よしなし事を、そこはかとなく
動画にす。

~  ~

初めまして!
熊本にて細々と
生息中のけん爺ちゃんです。

日々の階段から
見える景色を、徒然に書き記して
いこうと思ってます。

AB型の影響なのか、
たま~に歴史マニアな記事に
なっちゃったり、更新のペースが
約10日ごとになるなど、クセが
あるブログですが…

貴方のお気に召したら幸いです
m(_ _)m

コメント大歓迎です☆★
名前とコメントだけで出来ますよ
(^△^)



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【緊急読切】 ミエナイチカラ ~大相撲の八百長を暴露した親方と後援会会長の最後~

1996 (平成8) 年 4月14日 04:45

病室1

   橋本 『親方…
        アンタいい人だったのに、何でこんな目に!
          無念だったよな。悔しかったよな…俺も悔しいよ!』

橋本成一郎 (56) は
薄暗い病室の中で男泣きし、
そして固く誓った。

    『…アンタの意志は、
       俺が必ず継ぐからな!
        相撲界の真実を、絶対に世間に伝えてやるっ!』

…これは、大相撲の真実を
世間に公表した親方と、相撲界の闇将軍と呼ばれた
男の不可解な最後の物語である…。
登場人物
大鳴戸親方 (53)      
  元関脇 高鉄山。

橋本成一郎 (56)             
  大鳴戸部屋の後援会会長。 
  北の富士の現役時代の名古屋後援会副会長。      
  元幕下力士で、名古屋でキャバレーなど20店を経営する有力タニマチ。
  
  ※タニマチ…相撲界の隠語で、ひいきにしてくれる客、
           または後援してくれる人。無償スポンサー。


陣幕親方 (54)
  元第52代横綱 北の富士。
  第58代横綱 千代の富士、第61代横綱 北勝海の師匠。

                     






1995 (平成7) 年 12月

タニマチの連帯保証人として
莫大な借金を背負ってしまった大鳴戸親方。

相撲部屋
自宅兼部屋の土地まで
借金のカタとして取られてしまい、部屋持ち親方として
持っていた年寄株 (としよりかぶ) を売らざるを得なくなり、引退廃業に追い込まれた。

   ※年寄株…部屋を持つためには、
           この株を105取得しなければならず、高値で取引きされた。


国技館

               橋本 『なぁ…今度引退する
                     大鳴門さんの送別会なんだけど、アンタがひとつ
                      音頭を取ってくれないかねぇ。ついでにコッチ (金) も
                       少し出してやってくれんか?』

   陣幕親方 『…』

             橋本 『ホラ…アンタも
                   現役時代は色々お世話になっただろ?』

    陣幕親方 『昔は昔…
             何で俺がそんな事しなきゃなんねえんだ!
              帰れっ!』

橋本は
取り付くシマもないまま追い返された。

   大鳴戸親方 『昔は昔だとぉ!?
             あれだけ面倒見てやったのに
              あの野郎…その言い草はねえだろ!!』

                         橋本 『あぁ…ひでぇもんだ。
                               義理もへったくれもあったもんじゃねぇ。
                                あいつを横綱にしたのは俺らなのに…』

    大鳴戸親方 『そうだろう!?
              俺たちが陣幕を横綱に
               してやったようなもんだろう!?』

ほんの数年前まで、この3人は
非常に仲が良く、スッポン鍋を囲みながら
八百長をめぐるよもやま話に花が咲いた事も多々あった。

   大鳴戸親方 『俺が現役の時 (関脇 高鉄山) 、
             おめぇが輪島に歯が立たないから、
              次の場所でアイツの所にいって、負けてくれ!って土下座しにも行ったなぁ』

                     陣幕親方 『あの時は…どうも』

    大鳴戸親方 『他の力士で、白星買いに
              行ったら50万からビタ一文まけない奴もいてよ…
               ケチだよな』

※白星…勝ち。  黒星…負け。

相撲1

               橋本 『あの大学相撲してた奴に
                    八百長頼みに行ったら、絶対負けないですよって
                     生意気な事言いやがって…後から知り合い呼んで
                      ドスちらつかせながら八百長させた事もあったなぁ』

   大鳴戸親方 『昭和45年の1月場所なんか
             お前の横綱昇進が掛かってたから、当然
              俺らはお前に勝ちを譲ったし、他の連中には
               俺らが負けるかわりに、北の富士を勝たせてやってくれって交渉してなぁ…

                 まぁそっちのほうが、俺らの勝ちを
                  連中に譲る訳だから金も安上がりになってな』

            橋本 『アンタの優勝が掛かった
                  白星なんか、230万で買ったんだよ。
                   今まで一体いくら使ったか数え切れないよ』

                        陣幕親方 『そうですよねぇ』

…そして、感情的なもつれから
この3人の蜜月は終わりを迎える事になる。


   大鳴戸親方 『…そうだ!
             この手があったぞ!
              あの野郎に目にモノ見せてくれるわい!!』

週刊誌 ポスト1
                   橋本 『お、おい…
                        お前、ひょっとして売る気なのか、アレを…』

    大鳴戸親方 『あぁ、決めたよ!
              自分自身の反省も込めてな…!
               内側からしか見えない “相撲界の真実” を売ってやる!』

電話でこの事を
陣幕親方に伝えた大鳴戸親方。
お前の事も含めて全部週刊誌にブチまけるぞ!という
大鳴戸親方に対し、陣幕親方はお好きにどうぞと突き放し、電話を切った。

こうして、2人は完全に決裂したのだ。












1996年 2月

週刊誌 「ポスト」 で、
大鳴戸親方による内部告発の
暴露記事の連載が始まり、それは相撲界を揺るがし世間に衝撃を与えた。

週刊誌 ポスト2
これまでにも八百長の告発はあったが、
元現役親方という相撲界の中枢にいた者の証言は、一際重かった。
そして、それは八百長にとどまらずあまりにも生々しい暴露内容だらけだったのだ。

・相撲協会幹部のマリファナと、日常化している “八百長”
・ハワイ巡業では許される力士の “大麻吸引”
・協会理事になるための金のばら撒き
・年寄株売買で、ウソの金額を申告し課税対象から逃れる “脱税”
・夜の街で、一晩3人を相手する事もある力士たちの “女遊び”
・横綱千代の富士の連勝記録は、ガチンコ対戦は4人のみなどの “嘘だらけの連勝”
・相撲協会幹部と暴力団との “黒い関係


この連載はすぐに
話題になり、連載で書き切れなかった内容を
含めた暴露本 「八百長~相撲協会一刀両断」 の出版まで話が広がった。

そして、この頃から
大鳴戸親方の自宅には…

      『あ、あなた!
        また変な電話が…!』

              大鳴戸親方 『もしもしっ!?』

黒電話

   『…いい加減にやめないと
      大変な事になりますよ…ガチャッ!プーッ、プーッ、プーッ、…』

              大鳴戸親方 『おっ、おいっ!
                        だ、誰だっ!?』

       『あ、あなた…
         家中みんな怖がってるわ…』

              大鳴戸親方 『何でもない。し、心配するな…』

日本外国特派員協会2 日本外国特派員協会1
そして、4月26日に
海外メディアにも知ってもらおうと、
大鳴戸親方と橋本が、日本外国特派員協会で
「相撲界の実状と麻薬」 をテーマに講演する予定となった。

4月11日

糖尿持ちの橋本の具合が
6日に急に悪くなり、10日に
愛知県豊明市の、藤田保健衛生大学病院に入院した。
11日、大鳴戸親方が見舞いに訪れる。

   大鳴戸親方 『やぁ、成ちゃん。
             大丈夫か?俺も2~3日前から
              急に息が詰まるようになってなぁ』

                      橋本 『アンタも
                            検査してもらった方がいいかもなぁ』

藤田保健衛生大学病院
検査の結果、大鳴戸親方も
肺に少し水が溜まっている事がわかり、
念のため同病院に入院する事になったのだが…

      事      態      は      急      変

4月14日 04:45

病院1
大鳴戸親方は
レジオネラ肺炎及び原因不明の心不全で、
突然帰らぬ人となる。

   橋本 『親方…
        アンタいい人だったのに、何でこんな目に!
          無念だったよな。悔しかったよな…俺も悔しいよ!』

    橋本 『…アンタの意志は、
          俺が必ず継ぐからな!
            相撲界の真実を、絶対に海外へ伝えてやるっ!』
             
   橋本 『26日の講演会は、
        絶対に成功させなきゃな…!
         どっこいしょ。ふぅ…少しでも体を休めておかないと』

コンコン。
ガチャッ…コツッ、コツッ、コツッ…

    橋本 『ん?』

19:48

橋本成一郎、死亡。
死因は大鳴戸親方と同じく、
レジオネラ肺炎及び原因不明の心不全。

こうして、相撲界の
さらなる実状を告発しようとした2人は亡くなった。
同じ日に、同じ病院、同じ病名で…。

   担当医 『どうしてこうなったのか、
          まったくわからない…重症の兆候はなかったのに…』


完。







P・S

日本相撲協会の外部委員などを務め、
角界の薬物問題への対策で主導的な役割を果たした
慶大大学院教授の大西祥平氏が2010年3月18日午後4時21分、
兵庫県姫路市の病院で死去した。

大西祥平2
57歳。死因は不明

大西氏は時津風部屋の力士死亡事件を受け、 
2007年10月に発足した再発防止検討委員会 (のちに改称) の
外部委員に就任。元露鵬、元白露山が大麻に陽性反応を示した08年9月の
抜き打ち尿検査や、その後の力士や親方を含む全協会員への尿検査の実施などに尽力した。

また、相撲界へのドーピング検査導入にも
力を入れていたが、昨年ごろから原因不明の体調不良に襲われ、
相撲協会の会合を欠席することが目立っていた。

力士たちが吸っていた大麻。
入手ルートを調査する過程で、黒い闇にでも辿り着いたのだろうか…。







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この記事に対するコメント

お久しぶりです。
あまりにも謎の多い事件ですね。
この世の中には、一般人が知らなくても良いことがあるのでしょうか。

歴史研究や教育を生業(なりわい)と志す者としても興味はありますが…難しいところです。
【2011/02/13 20:00】 URL | 黒田裕樹 #qvcTopkk [ 編集]


なかなか合ってましたが北の富士に大鳴戸さんの送別会をやってほしいと電話したのは私です!断られて激怒したのは親方ではなく親父の方です!詳しく書いていただきありがとうございました!
【2011/02/19 10:40】 URL | 橋本親族 #- [ 編集]


>黒田裕樹さん

ご無沙汰しています、黒田先生!
コメントありがとうございます。返事が遅くなってしまいました…↓

はい、これは偶然という
言葉では説明出来ない事件だと思います。
今回のような、世間には知られていない闇に埋もれた
“真相” が世の中にはたくさんあり、それは歴史を楽しく捉える上での
キーワードにもなると思いますけど…確かに、色んな意味で難しい所ですよね…
特に近代の事柄は(^^;)

【2011/02/24 01:10】 URL | けん爺ちゃん #- [ 編集]


>橋本親族さん

初めまして。
ご訪問して頂きありがとうございます。

無断でこのような記事を書いてしまいましたが、
概ね合致しているとのお言葉を頂き、安堵した次第です。

そうだったんですか…橋本氏が激怒されていたんですね。
御子息と推察致しますが、私が集めた情報では大鳴門親方が
そうされたとの事だったので、その線で記事を書いてしまいました。

真実を教えて下さり、誠にありがとうございます。
今後訂正依頼等ございましたら、何なりとご連絡下さい。
早急に対応させて頂きます。

コメントありがとうございました。
【2011/02/24 01:19】 URL | けん爺ちゃん #- [ 編集]


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